生産者の想い
鏡山窯
唐津焼の伝統を受け継ぎ、薪窯で一つひとつ手づくりされた器を制作。 自然の釉薬が織りなす美しい表情と、使うほどに手になじむ温もりをお届けしています。
生産者のこだわり
茶の湯から生まれた形
古くから茶道具の水指として親しまれてきた「芋頭」型。 その端正な造形を日常使いのカップへと落とし込み、 伝統の美と実用性を兼ね備えた作品に仕上げています。
薪窯が生む唯一無二の景色
すべて手仕事で成形し、薪窯で焼き上げることで生まれる自然な釉薬の流れ。 炎の温度や灰の降り方によって、一点ごとに異なる表情を見せます。 同じものが二つとない、その個性が魅力です。
使うほどに育つ器
芋頭型のカップは、手に心地よく馴染み、熱がゆっくりと伝わる設計。 お酒はもちろん、湯呑としても味わい深く、日々の暮らしに寄り添います。
受け継がれる創作の精神
先代・井上東也が追求した「茶道具としての唐津焼」を礎に、 当代・井上公之が「生活の器」として再解釈。 伝統を現代の暮らしへと橋渡しする、鏡山窯ならではの挑戦です。